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『木のあかりギャラリー』の紹介&大分の観光情報 ゆるーい日記

大分観光情報  凧 凧 揚がれ  @大分 『七瀬川公園』 

 

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大分にきて一番といっても過言ではないほど楽しい凧揚げ。

雪国に生まれた私は、お正月に凧揚げをした経験がなく。

大人になって、大分に来て、30過ぎて凧揚げの楽しさに気づき、淡々と凧揚げを楽しんでいる。

 

子供のころ幼稚園で歌った『お正月には凧あげて♪』の歌詞の凧揚げや

映画『メリーポピンズ』のエンディングで凧揚げをする家族の様子に自分を重ね、ロマンチックな想像を広げていました。

 

そんな憧れの凧揚げ、なんだか難しそうと思い込んでいたが、コツなどは特になく、凧が勝手に風をつかみ、勝手に風に乗って飛び続けてくれます。

凧を持ってジタバタと走り回ることもなければ、凧ひもを引いたりすることもさほど必要なく、

ただ ただ クールに凧揚げを楽しむことができます。

 

昨日も天気が良く程よい風が吹いていたので、大分市の『七瀬川公園』に凧揚げに行ってきました。

公園につくと、広大な駐車場がまさかの満車

どうにか空いた駐車スペースを見つけ公園へ行くと、公園のあちらこちらで凧揚げを楽しむ家族連れや、アスレチック、キャッチボール、サッカーなどを楽しむ、平和の象徴のような姿が多く見受けられました。

 

そんな中、一番高く凧を上げていたおじいさん。 傍から見たところ家族と一緒でもないようだし、ただ淡々と凧揚げをしているプロっぽい感じ、どうしても話しかけてみたくなりドキドキしながらも声をかけてみました。

手には20センチ四方の木で出来たお手製のタコ糸巻き上げ機を持っていて、おじいさん曰く『タコ糸を早く巻き上げるためにはこれがいいんだ。凧揚げにコツなんてなんて何にもない、風が動かしてくれんだ、風に乗ればいいんんだ。』と、、、

おじいさんが降ろして見せてくれた凧は、かなり古い日焼けしてセピア色になりつつある『〇〇レンジャー』のビニール製の凧。

おそらくお孫さんが昔使っていた凧を、壊れては直し、また壊れては直しを繰り返したような年季の入った凧でした。

 

一人淡々と凧揚げをし、上手く凧あげができない人に声をかけアドバイスして帰るそのおじいさんの後ろ姿に、ちょっぴり切なく、かっこいいいおじいさんの人生を垣間見たような瞬間でした。

 

ところで、私が大分に来て 驚いたことがもう一つ。

それは 雪のない大分では1年中ソリが売られていて、草の上でソリ滑りができること。

雪深い山形から来た私は、ソリ=冬 と 思い込んでいたのですが、

大分の人にはその草滑りが当たり前のことらしく、本当に驚きました。

いつか草滑りにも挑戦してみたいと思います。

 

さて、私がこれほど熱中して楽しんだ凧揚げ、

なんと ダイソーでたった108円のペラペラのビニールで出来たかなり簡単な凧。

こんなにリーズナブルな商品が私の心を鷲づかみしてくれました。

凧揚げ未経験の皆さん、いつか是非凧揚げに挑戦してほしいと思います。

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